日々のブログ


2020.01.20

福岡県宗像市の温浴施設様にて、浴槽周りのセラミックタイルに滑り止め施工をさせて頂きました。

こんにちは。福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県一円で、床の滑り止め施工を手掛けております、防滑施工専門店「グリップラボ」の高取元樹と申します^_^

 

先日、福岡県宗像市で、温浴施設様の露天風呂周辺部分への滑り止め施工のご依頼を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

 

施工後のお写真

 

半月上の露天風呂の周囲に貼られた、木目調のセラミックタイル部分に滑り止めの施工をさせて頂きました。この日は施設様の定例休業日で、その機会を利用し施工作業に入らせて頂きました。

 

施工前の状況

 

こちらの施設では、ほとんどの浴槽周りはビシャン仕上げやバーナー仕上げされた石材が使われており滑りにくくなっています。しかし、こちらの露天風呂の周りだけ、表面がツルツルとしたセラミックタイルが使われており、常に濡れた足で歩行する部分で滑りやすいため、滑り止めのアルミテープで対策をされていらっしゃいました。

 

常にお湯が流れてくる場所ですので、テープも剥がれやすく、施工にお伺いした際には所々剥がれていたりめくれていたりしていました。設備管理のご担当者様も、頭を悩まされていたそうです。

 

施工の様子

 

まず、貼られているアルミテープの滑り止めを全て剥がします。

 

この際、アルミテープのノリが残るため、スプレー状のテープ剥離材やスクレーパー、グラインダ等を使用して綺麗に除去していきます。

 

ノリの付着がひどく、剥離除去作業が想定より時間がかかりましたが、何とか3時間程かけて綺麗に除去しました。除去後の様子はこちら。

ほぼ跡形なくキレイに除去できました。

 

その後、専用の中性系洗浄剤で水アカや皮脂汚れなどを落としていきます。

滑り止め剤が早期剥離しないように、事前の丁寧な清掃は欠かせません。

 

清掃後、タイル面や目地部分がしっかりと乾燥したらいよいよ滑り止め剤「クリアグリップ」の施工です。周りの植栽や塗布しない部分にはしっかりとマスキングテープやマスカーで養生を行います。

施工箇所が木目調の為、滑り止め剤「クリアグリップ」も赤色の骨材を使用しました。こちらは不要になった瓦の廃材を微細に粉末化したものですので、経年後少しずつ剥がれていっても自然に還る点も安心いただけるかと思います。

 

左側が、滑り止め剤「クリアグリップ」を施工した部分です。細かくデコボコ見える部分が骨材で、滑り止めの肝になります。

 

下塗り、上塗りの塗布作業を計2回、2時間で作業完了となりました。

 

 

作業を終えて

 

当日は、あいにく一日中日射しが差さず、最高気温も10度に満たない中での作業となりました。清掃作業やクリアグリップ塗布作業後の乾燥にそれぞれ時間がかかった為、暗くなるギリギリまでの作業となりましたが、何とか1日で作業を終えることができました。

 

施工前と施工後で比較すると、滑り止め「クリアグリップ」を施工した後の方が、見た目もスッキリとして素材の良さが引き立っているのが分かります。

 

施工日の翌日に支配人にご確認頂いたところ、「見た目も非常に良くなって、滑り止め効果も大幅に改善された!」と大変ご満足頂きました。もちろん、翌日からお湯を流すなど通常通りのご使用を頂きました。

 

温浴施設のような施設では、転倒事故対策としてタイルを張り替えるなどする為には、長期休業するなど営業に支障が出てしまいます。その点、弊社の滑り止め施工「クリアグリップ」は、その高い滑り止め効果だけでなく、定休日などを利用して短期間で施工が完了するのも大きな特徴です。

 

転倒事故対策などを真剣にお考えの施設様などございましたら、当社、床の滑り止め・防滑施工専門店「グリップラボ」までお気軽にお問い合わせ下さいませ☆